給付金の仕組み

母子感染まず、B型肝炎ウィルスに集団予防接種によって感染してしまった人に対する給付金の仕組みについて簡単に紹介します。こちらについては集団予防接種による感染が考えられる、昭和23年7月から昭和63年1月までの間に予防接種を受けており、それによって感染した方がまず対象となっています。これに加えて、B型肝炎ウィルスは母子感染するウイスルでもあるため、これらの対象の方から母子感染をした方についても、給付金の対象となっています。

このB型肝炎給付金額については、病態に応じて決定されるようになっています。金額は50万円から3600万円と幅が広いものです。給付の対象になるかどうかについては裁判所における判断が行われるようになっており、救済要件に合致しているかどうかを判断されることになります。このためには証拠を示す必要があり、この証拠がなければ救済対象であることが照明できません。この給付金を受け取る仕組みとしては、国を相手とした国家賠償請求訴訟と言う形となっており、国との間での和解を行うことによって給付金を得る仕組みです。同じ訴訟を起こすことができない仕組みがあるため、これを行うと以降は同件における国に対する訴えは起こせなくなります。

 

弁護士に相談を

前の記事で紹介した通り、B型肝炎の給付金を受け取るためには自分が救済対象であることを証拠を示して証明しなければなりません。この証明というのが難しいということもあり、二の足を踏んでしまっている方も多いのではないでしょうか。自分にそのような疑いがあるのであれば、給付金を得るために利用することができる方法があります。それが、弁護士に対して相談をするということです。

弁護士弁護士というのは様々な証拠を集めることを得意としている人たちであり、B型肝炎の救済対象であることを証明するための証拠を集めるための方法についても多くの道筋を知っています。例えば集めなければならない証拠としては、自分が治療を受けた医療機関についてや、集団予防接種を受けた場所などについての情報があります。これらを収集した上で対応を行う必要があります。

その上、この証拠を持って国家賠償請求訴訟を起こす必要があり、その中で和解協議が行われる形となります。こういった動きがあることも考えると、弁護士を介して相談を行うことには主な意味があります。給付金の金額が50万円から3600万円という大きな幅を持っている以上、できるだけ自分の病態に見合った給付金を得られるようにするのは重要です。

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B型肝炎と給付金

皆さんはB型肝炎という病気についてご存知でしょうか。昨今、テレビなどのメディアでも取り上げられることがあったため、きいたことがあるという方も多いでしょう。あるいは、中には自分が当事者だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは、このB型肝炎というのがどのような病気であるのかについて簡単に紹介します。

集団予防接種B型肝炎というのは、肝炎の中でもウィルスによって発生する感染症です。国内にはこの持続感染者が110万から140万人程いるというように考えられています。このように多くの患者がいるこの肝炎が大きく取り沙汰されることになっている理由であるのが「集団予防接種による感染」が過去に起こっていることが理由となっています。具体的には昭和23年から昭和63年までの間に集団予防接種を受けている場合、注射器が媒介となってウィルスに感染してしまっている可能性があります。こういった経路から感染していると考えられる患者は、前述の人数のうち40万人前後であると考えられています。

63年以降になると注射器の交換が徹底されるようになったために集団感染の可能性はなくなっていると考えられています。それでは、このB型肝炎がなぜ話題になっているのかというと、集団予防接種による感染を起こしている人に対して、給付金が支給される仕組みが用意されることになったためです。それでは、B型肝炎の集団予防接種と給付金についてより詳しく紹介します。

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